今蘇る忍者の衣「伊賀袴式忍者衣装」
今年、正月にお知らせ致した「伊賀袴式忍者衣装」が、
いよいよ完成に近づいてきました。
今回はその一部「伊賀袴」 IGA Hakamaのご紹介をさせて頂きます。
![]()
この袴は南蛮人が着用していた南蛮型ズボン(カルサン)を見た武将たちが戦闘用として、日本の袴と融合して作成されたものと思われます。16世紀の頃ポルトガル等、海外の文化が日本に流入して来た時、当時の日本人は異国の衣服デザインに大変興味を示し、日本の職人達がそれらを取り入れ吸収し、日本独特の衣服文化を作って行ったものと思われます。この「伊賀袴」もその一つであると言えるでしょう。又「伊賀袴」は「カルサン袴」とも呼ばれています。足首から脹脛の部分は、脚絆になっていて上下の紐で縛るのできっちり固定されます。又、腰から膝までは大きなふくらみになっているので非常に動きやすく、身軽な動きが必要な忍者に最適な袴と言えるでしょう。当時は、動きの激しい仕事をする職人たち(大工さん等)も良く着用しました。当時は庶民にも定着し、労働着としても使用されました。
伊賀忍者がこの袴に目をつけ、良く着用したので「伊賀袴」と呼ばれるようになりました。流行の先端を早くから取り入れた伊賀忍者の情報量はさすがと言えるでしょう。又、その袴を「忍」に使いやすいように改良し使用していたと思われます。
伊賀忍者衣装.comの、この袴は袴専門の職人さんに作成していただきました。生地もこの袴に相応しい綿の生地を使用してあります。又、生地の縮みも考慮して大きめに作りました。
画像の袴の上にあるのは「帯」ですが、この帯にもある工夫がなされています。「伊賀袴式忍者衣装」の販売はもう暫く時間が掛かりますのでご了承下さい。
![]()
伊賀袴の前部分Iga Hakama
![]()
伊賀袴の後部分Iga Hakama
後ろの腰部分には腰板が付いています。武道用袴等は腰板の付いてないものもありますが、この腰板付き袴を着用することにより、庶民・農民・或いは職人などに溶け込む事が出来、「忍」としての正体を隠すことにも利用されたと思われます。
平成21年4月11日



